地震予知連絡会の活動報告

第223回地震予知連絡会(2019年5月22日)議事概要

 令和元年5月22日(水)、国土地理院関東地方測量部において第223回地震予知連絡会が開催された。始めに、第26期地震予知連絡会の体制が決定された。次に全国の地震活動、地殻変動等のモニタリングについての報告が行われ、その後、重点検討課題として「西南日本日本海側の地殻活動」に関する報告・議論が行われた。以下に、その概要について述べる。

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1.第26期の地震予知連絡会の体制について

 全会一致で山岡耕春委員が会長に選出された。山岡会長により、松澤暢委員と小原一成委員が副会長に指名された。松澤暢委員が東日本部会長に、平田直委員が中日本部会長に、澁谷拓郎委員が西日本部会長に、小原一成委員が重点検討課題運営部会長に指名された。名古屋大学・伊藤武男准教授、京都大学・福田洋一教授、産業技術総合研究所・丸山正主任研究員、気象庁・中村浩二地震予知情報課長、国土地理院・藤原智地理地殻活動研究センター長が新たに委員に就任した。平原前会長が名誉委員に推挙され承認された(地震予知連絡会委員第26期名簿2頁)。

2.地殻活動モニタリングに関する検討

2.1 地殻活動の概況

(1)全国の地震活動について

 国内で2019年2月から2019年4月までの3か月間に発生したM5以上の地震は41回であった。期間外の5月10日に、日向灘でM6.3(最大震度5弱)が観測された(気象庁資料4頁)。

(2)日本周辺における浅部超低周波地震活動

 日向灘で1月に続いて2月上旬まで、掲載基準に満たないものの、種子島東方沖での活動とみられる超低周波地震があった(防災科学技術研究所資料5頁)。

(3)日本列島のひずみ変化

 GNSS連続観測によると、最近1年間の日本列島のひずみには、東北地方太平洋沖地震、熊本地震の余効変動、九州北部・四国西部のスロースリップ、房総半島のスロースリップ及び北海道胆振東部地震の影響が見られる(国土地理院資料6頁)。

(4)全国の海底地殻変動観測結果化

 海底地殻変動観測によると、最近4年間の水平移動速度には、東北地方太平洋沖地震の余効変動に伴う変動が見られる(海上保安庁資料7−8頁)。

2.2 プレート境界の固着状態とその変化

(1)駿河トラフ・南海トラフ・南西諸島海溝周辺

・南海トラフ沿いの海底地殻変動観測結果
 西南日本の沖合いの海底において、北西方向の地殻変動が見られる(海上保安庁資料9頁)。

・西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況
 短期的スロースリップを伴う顕著な微動活動が東海地方(2月2日から2月10日)、四国中部から西部(3月1日から15日)で発生した。それ以外の主な微動活動は、紀伊半島北部(2月26日から3月3日)、紀伊半島北部から南部(2月10日から2月19日)、紀伊半島西部(3月29日から4月2日)、四国東部から中部(1月30日から2月9日)、四国西部から豊後水道(4月17日から21日)で発生した(防災科学技術研究所資料10−14頁)。東海地方(2月)及び四国中部から西部で発生したスロースリップはGNSS連続観測でも捉えられており、プレート間の滑りを推定した結果、東海地方では最大約6mmの滑りが、四国中部から西部では最大4cmの滑りが推定された(国土地理院資料15−16頁)。

・九州北部・豊後水道の非定常的な地殻変動
 GNSS連続観測により捉えられた非定常的な地殻変動からプレート間の滑りを推定した結果、日向灘北部の沿岸付近及び豊後水道で滑りが推定された。日向灘北部の滑りは2018年6月から始まり、その後10月頃に減衰したが、2019年2月末頃に再び大きくなった。豊後水道の滑りは9月から始まり、12月頃から滑りが大きくなった(国土地理院資料17−18頁)。

・日向灘の地震(5月10日M6.3)
 2019年5月10日に日向灘の深さ25 kmでM6.3の地震(最大震度5弱)が発生した。この地震の発震機構はいずれも西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した(気象庁資料21−22頁)。この地震に伴い、震央西の宮崎県のGNSS連続観測点で最大1cmの南東向きの地殻変動が検出された。地殻変動データから推定された断層モデルは、余震分布とほぼ一致し、滑り量は約1.2mと推定された(国土地理院23−24頁)。

2.3 その他

(1)胆振地方中東部の地震(2月21日M5.8)

 2019年2月21日に北海道胆振地方中東部の深さ33kmでM5.8の地震(最大震度6弱)が発生した。この地震は陸のプレート内で発生し、発震機構は東西方向に圧力軸を持つ型であった。この地震は「平成30年北海道胆振東部地震」の一連の活動である(気象庁資料19−20頁)。

(2)種子島近海の地震及び余効変動

 2019年1月8日に発生したM6.0の地震後、GNSS連続観測により余効変動が検出された。地震後約3か月間の余効変動の大きさは、地震時変動の半分程度である(国土地理院25頁)。

(3)先島諸島の地殻変動

 2019年2月16日から18日にかけての先島諸島の群発地震に伴い、八重山諸島の広い範囲で、最大約1cmの南向きの変動が見られたほか、別途スロースリップに関連すると考えられる変動も見られた(国土地理院26−27頁)。

3.重点検討課題「西南日本日本海側の地殻活動」の検討

 「日本海地震・津波調査プロジェクト」で得られている西南日本の日本海側における津波や震源断層等に関する成果を中心に報告が行われた(コンビーナ:東京大学地震研究所・篠原 雅尚委員資料29頁)。

◆西南日本の日本海側における堆積物による津波履歴調査

 西南日本の日本海側の沿岸低地等で実施された津波堆積物の解析について報告があった。西南日本の日本海側の津波は、西南日本沖の断層と東北地方北部沖の断層を原因とする可能性が指摘された。また、西南日本の日本海側の津波頻度は、新潟県以北の日本海側と比較すると低いことや同領域の津波履歴は約8,000年間で1回から4回程度であることが示された(新潟大学・卜部厚志教授資料31頁)。

◆西南日本と日本海南部の震源断層

 海域-陸域の反射法地震探査と既存の資料を基に作成された日本海南部の震源断層矩形モデルについて報告があった。断層のほとんどは、日本海形成期に形成しており、再活動を通じて現在に至ることが示された。また、日本海南部のテクトニクスは、南海トラフ等のプレート境界の条件により支配されることが指摘された(東京大学地震研究所・佐藤比呂志委員資料32頁)。

◆日本海南西部の海底活断層による沿岸部の津波高

 山陰から九州沖の海底活断層の断層パラメータを用いて実施された津波シミュレーションの結果について報告があった。滑り量を求めるスケーリング則や滑り角の違いによる津波高の推定への影響についての検討結果が示された。これらパラメータの違いを考慮した計算により得られた富山県から長崎県沿岸域の津波高の頻度分布データが示された(東京大学地震研究所・佐竹健治委員資料33頁)。

◆南海トラフの固着による西南日本の震源断層における応力蓄積

 3次元有限要素モデルを基にした琉球から西南日本の地殻変動データ解析に関する報告があった。琉球における海溝の後退は、九州地域の変動に重要な役割を果たしていることが示唆された。また、九州から西南日本に分布する断層の応力蓄積率を求めたところ、近年の当該領域におけるM7級の地震の発生領域では、地震を促進するような応力が断層面にかかっていたことが示された(東京大学地震研究所・橋間昭徳特任助教資料34頁

4.次回(第224回)重点検討課題「日本列島地殻・上部マントルのレオロジーと地震活動」の趣旨説明

 第224回地震予知連絡会の重点検討課題として、「日本列島地殻・上部マントルのレオロジーと地震活動」を取り上げる。科研費新学術領域「地殻ダイナミクス」で得られている成果を中心に、岩石の流動性、沈み込み帯中の水や温度分布、粘性構造、余効変動の状況、東北日本弧のレオロジー構造と巨大地震の発生サイクル等の議論を行う予定である(コンビーナ:東北大学・松澤暢委員資料35頁)。

5. 令和元年度地震予知連絡会の開催について

 令和元年度の地震予知連絡会の開催日程について報告があった(事務局資料36頁)。

6. 地震SAR解析WGの活動状況について

 本WGの活動期間の延長は、終了時期をだいち2号の運用終了から6か月後までとすることが報告された。また、本WGの2年間(平成29〜30年度)の成果報告を取りまとめ、国土地理院のウェブページで公開することが報告された(成果報告書)。

各機関からの提出議題

《地殻活動モニタリングに関する検討》

【1】気 象 庁
1.地殻活動の概況
 a.地震活動
  O 全国M5.0以上の地震と主な地震の発震機構
    ・2019年02月〜2019年04月の全国の地震活動概況を報告する。
2.東北地方太平洋沖地震関連
  S 東北地方太平洋沖地震余震域の地震活動
3.プレート境界の固着状態とその変化
 a.日本海溝・千島海溝周辺
  S 釧路沖の地震(4月15日 M5.1)
  S 福島県沖の地震(3月11日 M6.0)
  S 三陸沖の地震(4月11日 M6.2)
  S 岩手県沖の地震(5月8日 M4.4)※期間外
 b.相模トラフ周辺・首都圏直下
  S 東海・南関東地方の地殻変動
 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺
  S 南海トラフ沿いの地震活動	
  S 東海地域から豊後水道にかけての深部低周波地震活動
  S 南海トラフ沿いの長期的スロースリップの客観検知
  S 東海・南関東地方の地殻変動
  S 東海の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(2月3日〜10日、4月6日〜7日)
  S 紀伊半島北部の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(2月10日〜18日)
  S 紀伊半島北部、西部の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(2月26日〜3月3日、3月29日〜)
  S 東海の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(4月6日〜7日、4月22日〜23日)
  S 四国の深部低周波地震活動とゆっくりすべり(1月23日〜2月7日、3月2日〜、2月1日〜、2018年秋頃〜)
  S 四国の深部低周波地震活動とゆっくりすべり(3月2日〜3月16日、3月3日〜22日、2018年秋頃〜)
  S 紀伊半島西部、中部の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(3月29日〜4月2日、4月1日〜7日)
  S 四国の深部低周波地震活動とゆっくりすべり(4月17日〜21日、5月4日〜、2018年秋頃〜)※一部期間外
  S 日向灘の地震(3月27日 M5.4が2回)
  S 種子島近海の地震(3月30日 M5.0)
  O 日向灘の地震(5月10日 M5.6、M6.3)※期間外
    ・2019年5月10日07時43分に日向灘の深さ25kmでM5.6の地震(最大震度3)が発生した。
     その後、同日08時48分に日向灘の深さ25 kmでM6.3の地震(最大震度5弱)が発生した。
     これらの地震は、いずれも発震機構(CMT解)が西北西−東南東方向に圧力軸を持つ
     逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した。07時43分の地震
     発生以降、付近でややまとまった地震活動となっている。
 d.その他
  S 全国GNSS観測点のプレート沈み込み方向の位置変化
4.その他の地殻活動等
  O 胆振地方中東部の地震(2月21日 M5.8)
    ・2019年2月21日21時22分に胆振地方中東部の深さ33kmでM5.8の地震(最大震度6弱)が発生した。
     この地震は陸のプレート内で発生した。発震機構は、東西方向に圧力軸を持つ型である。
     この地震は「平成30年北海道胆振東部地震」の一連の活動である。
  S 根室半島南東沖の地震(3月2日 M6.2)
  S 十勝地方南部の地震(4月28日 M5.6)
  S 根室半島南東沖の地震(5月5日 M5.3)※期間外
  S 宮城県沖の地震(3月7日 M4.6)
  S 長野県北部の地震(2月19日 M4.7) 
  S 岐阜県美濃中西部の地震(3月9日 M4.4) 
  S 硫黄島近海の地震(3月11日 M6.1)
  S 松代における地殻変動観測
  S 愛媛県南予の地震(3月11日 M4.6)
  S 紀伊水道の地震(3月13日 M5.3)
  S 内陸部の地震空白域における地殻変動連続観測 
  S 奄美大島近海の地震(2月10日 M4.9)
  S 日向灘の地震(5月11日 M5.0)※期間外
  S 宮古島北西沖の地震活動(2月16日〜 最大M5.5)
  S 台湾付近の地震(4月18日 M6.5)

【2】国土地理院 
1.地殻活動の概況
 b.地殻変動
  O GEONETによる全国の地殻水平変動
   ・GEONETによるGNSS連続観測から求めた最近1年間及び3か月間の全国の水平地殻変動を報告する。
  O GEONETによる2期間の地殻変動ベクトルの差
   ・最近3か月間の水平方向の地殻変動について、1年前の同時期の水平変動ベクトルとの差を取って
    得られた非定常的な変動の概況を報告する。
  O GNSS連続観測から推定した日本列島のひずみ変化
   ・GNSSデータから推定した日本列島の最近1年間のひずみ変化の概況を報告する。
2.東北地方太平洋沖地震関連
  O 東北地方太平洋沖地震後の地殻変動
    地殻変動ベクトル
   ・東北地方太平洋沖地震後における水平・上下の地殻変動について、全期間の累積及び最近3か月間の変動の概況を報告する。
    GNSS連続観測時系列
   ・東北地方太平洋沖地震後の東日本におけるGNSS連続観測の時系列の概況を報告する。
  S 成分変位と速度グラフ
3.プレート境界の固着状態とその変化
 b.相模トラフ周辺・首都圏直下
  S 伊豆半島・伊豆諸島の水平上下変動
 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺
  O 東海地方の深部低周波地震と同期したスロースリップ
    ・2月2日から2月10日まで、東海地方において発生した深部低周波地震と同期して、
     GNSSでもわずかな地殻変動を観測したので、その概況を報告する。
  S 森〜掛川〜御前崎間の上下変動 
  S 御前崎周辺 GNSS連続観測時系列
  S 駿河湾周辺 GNSS連続観測時系列
  S 東海地方の地殻変動
  S 東海地方の非定常地殻変動
  S 紀伊半島 電子基準点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測
  S 南海トラフ周辺 GNSS連続観測時系列
  S 南海トラフ沿いの地殻変動
  S 南海トラフ沿いの非定常地殻変動
  O 四国地方の深部低周波地震と同期したスロースリップ
    ・3月1日から3月16日まで四国中部で、3月3日から3月22日まで四国西部で発生した深部低周波地震と
     同期して、GNSSでもわずかな地殻変動を観測したので、その概況を報告する。
  S 室戸岬周辺 電子基準点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測
  O 2019年5月10日に発生した日向灘の地震に伴う地殻変動  
    地殻変動ベクトルとGNSS連続観測時系列
  ・日向灘の地震において地殻変動をGNSSで観測したので、その概況を報告する。
    震源断層モデル
  ・日向灘の地震において観測された地殻変動を基に震源断層モデルを推定したので、その概況を報告する。
  O 九州北部の非定常水平地殻変動
    ・2018年春頃から九州北部で、2018年秋頃から四国西部でこれまでの傾向とは異なる地殻変動をGNSSで観測したので、その概況を報告する。
4.その他の地殻活動等
  O 2019年2月21日に発生した胆振地方中東部の地震に伴う地殻変動
    地殻変動ベクトルとGNSS連続観測時系列
  ・2019年2月21日に発生した胆振地方中東部の地震における地殻変動の概況を報告する。
   「だいち2号」によるSAR干渉解析結果
  ・2019年2月21日に発生した胆振地方中東部の地震について、「だいち2号」によるSAR干渉解析を行ったので、その概況を報告する。
  S 北海道太平洋岸 GNSS連続観測時系列
  S 伊豆東部地区 GNSS連続観測時系列
  S 伊豆諸島地区 GNSS連続観測時系列
  O 2019年1月8日に発生した種子島近海の地震に伴う地殻変動
    ・種子島近海の地震前後及び地震後において地殻変動をGNSSで観測したので、その概況を報告する。
  O 先島諸島の地殻変動
    ・先島諸島において地殻変動をGNSSで観測したので、その概況を報告する。
  S 測地VLBI観測(超長基線測量)

【3】北海道大学

【4】東北大学理学研究科・災害科学国際研究所

【5】東京大学理学系研究科・地震研究所

【6】東京工業大学

【7】名古屋大学

【8】京都大学理学研究科・防災研究所
3.プレート境界の固着状態とその変化
 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺
  S 日向灘の地震(2019年5月10日,Mj = 6.3)について

【9】九州大学

【10】鹿児島大学

【11】統計数理研究所

【12】防災科学技術研究所
4.プレート境界の固着状態とその変化
 d.南海トラフ・南西諸島海溝周辺
  O 日本周辺における浅部超低周波地震活動
  S 南海トラフ周辺における最近の傾斜変動
  O 西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況
  O 2019年5月10日に発生した日向灘の地震の3次元地震動シミュレーション
5.その他の地殻活動等
  S 2019年2月21日胆振地方中東部の地震による高周波エネルギー輻射量

【13】産業技術総合研究所
3.プレート境界の固着状態とその変化
 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺
  S 東海・伊豆地域における地下水等観測結果(2019年2月〜2019年4月)
  S 紀伊半島〜四国の地下水・歪観測結果(2019年2月〜2019年4月)
  S 東海・紀伊半島・四国における短期的スロースリップイベント(2019年2月〜2019年4月)
4.	その他の地殻活動等
  S 神奈川県西部地域の地下水位観測(2019年2月〜2019年4月)
  S 岐阜県東部の活断層周辺における地殻活動観測結果(2019年2月〜2019年4月)
  S 近畿地域の地下水・歪観測結果(2019年2月〜2019年4月)
  S 鳥取県・岡山県・島根県における温泉水・地下水変化(2018年11月〜2019年4月)

【14】海上保安庁
1.地殻活動の概況
 c.地殻変動
  S 下里水路観測所におけるSLR観測
2.東北地方太平洋沖地震関連
  O 日本海溝沿いの海底地殻変動観測結果
    ・海上保安庁が日本海溝沿いで実施している海底地殻変動観測について、
     東北地方太平洋沖地震後の観測結果を報告する。
3.プレート境界の固着状態とその変化
 d.南海トラフ・南西諸島海溝周辺
  O 南海トラフ沿いの海底地殻変動観測結果
    ・海上保安庁が南海トラフ沿いで実施している海底地殻変動観測についての観測結果を報告する。

【15】海洋研究開発機構

【16】その他の機関
記載分類は以下のとおりとなっています。
1.地殻活動の概況
 a.地震活動
 b.地殻変動
2.東北地方太平洋沖地震関連
3.プレート境界の固着状態とその変化
 a.日本海溝・千島海溝周辺
 b.相模トラフ周辺・首都圏直下
 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺
 d.その他
4.その他の地殻活動等

 ・口頭報告(O)
 ・資料提出のみ(S)