国土地理院 東海地方の地殻変動
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2001-2005年に見られた非定常地殻変動

  ● 非定常地殻変動と東海スロースリップについて

観測された地殻変動と推定されたプレート境界面上のすべり分布を以下に示します。観測された地殻変動は、いずれも新潟県大潟町の観測点(点名「大潟」、点番号「950241」)に対する変動です。

各期間ごとの地殻変動(もしくは速度)とプレート境界面上のすべり(もしくは速度)分布を示しています。左図は観測された地殻変動を示しており、矢印が水平変動の大きさと方向,色が上下変動(赤が隆起、青が沈降)を表しています。右図は陸側プレートとその下に沈み込む海側のプレートとの間で固着していることによる,上盤側の底面のすべり量(引きずり込まれる量)を示しています。

■ スロースリップ発生以前 (1998年1月~2000年1月)
地殻変動(スロースリップ発生以前) 推定すべり分布(スロースリップ発生以前)
■ スロースリップ進行期 (2001年1月~2005年7月)
地殻変動(スロースリップ進行期) 推定すべり分布(スロースリップ進行期)
■ 非定常地殻変動(2001年1月~2005年7月)
非定常地殻変動(2001年1月~2005年7月) 推定すべり分布(2001年1月~2005年7月)

  ● スロースリップにより解放されたエネルギー

推定されたモーメントの時間変化を以下に示します。剛性率は30GPaと仮定しています。
スロースリップにより解放されたエネルギー

  ● スロースリップの発生域

推定されたプレート境界面上のすべり量分布と東海地震および東南海地震の想定震源域との位置関係を示しています。
推定されたプレート境界面上のすべり量分布と東海地震および東南海地震の想定震源域との関係
                         黒実線 … プレート境界面上でのすべりの総量(等値線間隔は5cm)
                         緑点線 … 東海地震想定震源域(右側)および東南海地震想定震源域(左側)
                                                                             (中央防災会議 2001)
                         黒点線 … 沈み込む海側プレートの等深線

  ● 1年間で見た非定常地殻変動

平滑化した非定常地殻変動について、1年間の変動量を示しています。
一年毎の非定常地殻変動(2001年) 一年毎の非定常地殻変動(2001年)
一年毎の非定常地殻変動(2002年) 一年毎の非定常地殻変動(2002年)
一年毎の非定常地殻変動(2003年) 一年毎の非定常地殻変動(2003年)
一年毎の非定常地殻変動(2004年) 一年毎の非定常地殻変動(2004年)
一年毎の非定常地殻変動(2005年) 一年毎の非定常地殻変動(2005年)

  ● 1年間で見た推定すべり分布

推定されたプレート境界面上のすべり量分布を、1年ごとに示しています。
一年毎の推定すべり分布(2001年) 一年毎の推定すべり分布(2002年)
一年毎の推定すべり分布(2003年) 一年毎の推定すべり分布(2004年)
一年毎の推定すべり分布(2005年)