地震予知連絡会の活動報告
第212回地震予知連絡会(2016年08月22日)議事概要
平成28年8月22日(月)、国土地理院関東地方測量部において第212回地震予知連絡会が開催された。はじめに全国の地震活動、地殻変動等のモニタリングについての報告が行われ、続いて、重点検討課題として「余効変動と粘弾性−日本列島広域地殻活動予測に向けて」に関する報告・議論が行われた。以下に、その概要について述べる。
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「地殻活動のモニタリングに関する検討」資料説明映像 (25MB,約15分)
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1.地殻活動モニタリングに関する検討
1.1 地殻活動の概況
(1)全国の地震活動について
国内で2016年5月から2016年7月までの3か月間に発生したM5以上の地震は38回であった。目立った活動としては、2016年6月16日の内浦湾の地震、2016年5月16日の茨城県南部の地震、7月27日の茨城県北部の地震、8月20日及び21日の三陸沖の地震活動が挙げられる(気象庁資料3頁)。
(2)日本周辺における浅部超低周波地震活動
室戸岬沖では超低周波地震活動が4月中旬から5月下旬まで断続的に継続した(防災科学技術研究所資料4頁)。
(3)日本列島のひずみ変化
GNSS連続観測によると、最近1年間の日本列島のひずみには、東北地方太平洋沖地震の余効変動と熊本地震の影響が見られる(国土地理院資料5頁)。
1.2 プレート境界の固着状態とその変化
(1)日本海溝・千島海溝周辺
・三陸沖の活動
2016年8月20日から21日にかけて三陸沖で地震活動があった(最大M6.4)。活動域は北と南に2つあり、そのうち北側の活動域は1994年三陸はるか沖地震の初期破壊開始点付近に位置する(気象庁資料6−7頁)。
・茨城県北部の地震
2016年7月27日に茨城県北部の深さ57kmでM5.4の地震(最大震度5弱)が発生した。この地震は、発震機構が西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した。この領域では、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の発生以降、地震活動が活発になっており、2012年3月1日にはM5.3の地震(最大震度5弱)が発生している(気象庁資料8頁)。
(2)相模トラフ周辺・首都圏直下
・茨城県南部の地震
2016年5月16日に茨城県南部の深さ42kmでM5.5の地震(最大震度5弱)が、6月12日に茨城県南部の深さ40kmでM4.8の地震(最大深度4)が、7月17日及び20日に茨城県南部の深さ42kmでM5.0の地震(最大震度4)が発生した。これらの地震は、発震機構が北西−南東方向から北北西−南南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、いずれもフィリピン海プレートと陸のプレート境界で発生した(気象庁資料9頁)。
(3)駿河トラフ・南海トラフ・南西諸島海溝周辺
・南海トラフ沿いの海底地殻変動観測結果
東北地方太平洋沖地震の影響を除去した海底地殻変動のデータには、アムールプレートに対する年間最大5.1cmの速度の北西向きの変動が見られる(海上保安庁資料10頁)。
・紀伊水道周辺の非定常地殻変動
2014年半ば頃から、紀伊水道周辺で非定常的な地殻変動が観測されている。紀伊水道のプレート境界面上で最大約15cmの滑りが推定された(国土地理院資料11−12頁)。
・四国・九州地域の非定常地殻変動
2015年12月頃から、豊後水道周辺で非定常的な地殻変動が継続して観測されている(国土地理院資料13頁)。
2013年10月頃から2014年10月頃までに、日向灘、宮崎北部及び豊後水道のプレート境界でスロースリップが発生していたことが推定された。日向灘、宮崎北部では最大約10cmの滑りが、豊後水道付近では最大約3cmの滑りが推定された。また、2015年6月頃から、日向灘及び四国西部のプレート境界でスロースリップが発生していたことが推定された。日向灘では最大約5cmの滑りが、豊後水道付近では最大約4cmの滑りが推定された。豊後水道においては、2014年のスロースリップがプレート境界のやや深い領域で、2015年末以降はそれより南側の浅い領域で発生している(国土地理院資料14−15頁)。
・西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況
短期的スロースリップを伴う顕著な微動活動が紀伊半島北部から東海地方にかけて7月25日から8月5日にかけて発生した。それ以外の主な微動活動は、紀伊半島中部(5月10日から5月15日)、四国中部(4月29日から5月3日)で発生した(防災科学技術研究所資料16頁)。
1.3 その他
(1)内浦湾の地震
(1)内浦湾の地震
2016 年6月16 日に、北海道南部・内浦湾の深さ11km でM5.3 の地震(最大震度6弱)が発生した。この地震は、陸のプレートの地殻内で発生し、発震機構は北東-南西方向に圧力軸を持つ逆断層型であった。震央付近では、M5.3 の地震の前からまとまった地震活動が続いていた(気象庁資料17-18頁)。
(2)熊本地震
平成28 年(2016 年)熊本地震の地震活動は、熊本県熊本地方及び阿蘇地方では減衰しつつも継続している。7月に震度1以上を観測した地震は114 回あり、最大規模の地震は7月9日に有明海で発生したM4.5 の地震(最大震度4)であった(気象庁資料19-20頁)。GNSS連続観測により、本震後約3か月半で最大約4cmの余効変動が検出された。この余効変動から、布田川断層帯、その東側に延びる断層面、日奈久断層帯での滑りが推定された(国土地理院資料21-22頁)。
2.重点検討課題「余効変動と粘弾性 −日本列島広域地殻活動予測に向けて−」の検討
地震後に生じるゆっくりとした地殻変動である余効変動とその主要因である粘弾性緩和について、今後の地殻活動予測の観点から議論が行われた。(コンビーナ:京都大学・平原和朗会長資料25-26頁)。
(1)趣旨説明と概説
◆余効変動と粘弾性 —基本的理解—
余効変動の発生要因(間隙弾性反発、余効滑り、粘弾性緩和)に関する基礎的事項が説明された。粘弾性緩和による変動の理解とその取扱いが、広域地殻活動の予測に重要であることが指摘された(京都大学・平原和朗会長資料27頁)。
(2)東北地方太平洋沖地震の余効変動
◆東北地方太平洋沖地震の余効変動 −海域における観測と粘弾性モデル−
海底地殻変動観測データをもとに構築された粘弾性緩和モデルが紹介された。地震時に大きな滑りが生じた宮城県から福島県沖では粘弾性緩和が、福島県南部から茨城県の沖合では余効滑りが、余効変動の主要因としてそれぞれ挙げられた。また、岩手県から青森県の沖合においては、プレート境界浅部での顕著な余効滑りを示唆する結果が得られないことも示された(海洋研究開発機構・飯沼卓史研究員資料28頁)。
◆不均質岩石レオロジーを考慮した東北沖地震余効変動解析
火山直下の低粘性体等の不均質構造を考慮した粘弾性緩和モデルが紹介された。内陸の不均質性を考慮することにより、陸海域の水平及び上下変動を説明できることが示された。また、粘弾性緩和に加えて、本震の滑り域下端において余効滑りが生じていることが示された(東北大学・武藤潤准教授資料29頁)。
◆2011年東北沖地震後の地殻変動データを用いた粘性構造と余効すべりの推定
粘弾性緩和と余効滑りの両方の効果を考慮して構築されたモデルが紹介された。水平及び上下変動を説明するには、大陸側の深さ150−300kmの領域と沈み込む海洋プレートの屈曲部分の底部に低粘性領域が必要であることが示された。余効変動の主要因として、東北南部では粘弾性緩和が、関東と東北北部では余効滑りが、それぞれ挙げられた(東京大学地震研究所・橋間昭徳特任研究員資料30頁)。
◆東北地方太平洋沖地震の粘性緩和による変動と粘性構造の不均質の重要性
粘性構造の不均質が余効変動に及ぼす影響について報告がなされた。一様な粘性構造では観測される上下変動とのかい離が大きくなることから、粘性構造の不均質がモデル化には不可欠であることが指摘された。特に、マントルウェッジ、海洋マントル、海洋プレート下の低粘性領域の粘性率の違いや粘性構造の深さ依存性を考慮する必要性が示された(国土地理院・水藤尚主任研究官資料31頁)。
(3)日本列島広域地殻活動予測に向けて
◆日本列島とその周辺の3次元粘弾性不均質モデル構築に向けて
3次元粘弾性不均質モデル計算の高度化に関する報告がなされた。京コンピューターを用いた大規模有限要素解析の技術開発が進められており、これにより粘弾性緩和の挙動を制御する粘性率と余効滑り等のプレート境界面上の断層滑りを同時に推定することが可能となりつつあることが報告された(海洋研究開発機構・堀高峰委員資料32頁)。
3.次回(第213回)重点検討課題「南海トラフ地震」の趣旨説明
南海トラフ地震に関する地殻変動や地震等の観測結果、過去の地震の調査、地震発生シミュレーション等の最新の知見の報告を受け、議論を行う予定である(コンビーナ:名古屋大学・山岡耕春副会長資料33頁)。
4.重点検討課題運営部会報告
第216回の重点検討課題名が決定され、首都圏直下地震の議論を行う予定であることが報告された(事務局資料34頁)。
各機関からの提出議題
《地殻活動モニタリングに関する検討》
《地殻活動モニタリングに関する検討》 【1】気象庁 1. 地殻活動の概況 a.地震活動 O 全国M5.0以上の地震と主な地震の発震機構 ・2016年05月〜07月の全国の地震活動概況を報告する. S 東海地域の地震活動 2.東北地方太平洋沖地震関連 S 東北地方太平洋沖地震余震域の地震活動 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 S 岩手県沖の地震(5月24日 M4.4) S 福島県沖の地震(6月27日 M5.9) O 茨城県北部の地震(7月27日 M5.4) ・2016年7月27日23時47分に,茨城県北部の深さ57kmでM5.4の地震が発生した.この地震は 発震機構が西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で,太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した. b.相模トラフ周辺・首都圏直下 O 茨城県南部の地震(5月16日 M5.5,6月12日 M4.8,7月17日 M5.0,7月20日 M5.0) ・2016年5月16日21時23分に,茨城県南部の深さ42kmでM5.5の地震が発生した.また, この地震の震央付近で,6月12日07時54分にM4.8,7月17日13時24分にM5.0,7月20日07時25分に M5.0の地震が発生した.これらの地震は,いずれも発震機構が概ね北西−南東方向に圧力軸を持つ 逆断層型で,フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した.これらの地震の震源付近は, 活動が活発な領域で,M5.0程度の地震がしばしば発生している. S 東海・南関東地方の地殻変動 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 東海地域から豊後水道にかけての深部低周波地震活動 S 東海・南関東地方の地殻変動 S 静岡県西部のひずみ変化(平成25年はじめ頃〜) S 三重県の深部低周波地震活動とひずみ変化(5月12日〜15日) S 三重県から伊勢湾・愛知県にかけての深部低周波地震活動とひずみ変化(7月27日〜8月6日) S 東海地域の長期的ゆっくりすべり(平成25年はじめ頃〜) S 奈良県の深部低周波地震活動とひずみ変化(5月12日〜15日) d.その他 S 海溝と直交する方向の全国の基線長変化 4.その他の地殻活動等 O 平成28年(2016年)熊本地震 ・2016年4月14日以降の一連の地震活動は,前回報告時以降,全体として減衰傾向がみられる. 熊本地方及び阿蘇地方では,減衰しつつも活動は継続しているが,大分県中部では,地震活動は 5月以降低下した状態が続いている. S 北海道東方沖の地震(5月3日 M5.9) S 薩摩半島西方沖の地震活動(5月6日〜 最大M5.5) S 根室半島南東沖の地震(5月12日 M5.0) S 石垣島北西沖の地震(5月31日 M6.2) O 内浦湾の地震(6月16日 M5.3,6月21日 M4.2) ・2016年6月16日14時21分に,内浦湾の深さ11kmでM5.3の地震が発生した.この地震は, 陸のプレートの地殻内で発生し,発震機構は北東−南西方向に圧力軸を持つ逆断層型である. この地震活動は,北北西−南南東方向にのびる長さ約10km,幅約5kmの範囲で発生した. S 与那国島近海の地震(6月24日 M6.2) S 新潟県上越地方(新潟・長野県境付近)の地震活動(6月25日〜 最大M4.8) S トカラ列島近海の地震活動(7月4日〜 最大M3.9) S 秋田県内陸北部の地震(7月16日 M4.6) S 伊豆大島近海の地震活動(7月17日〜 最大M3.7) S 千葉県北東部の地震(7月19日 M5.2) S 十勝地方中部の地震(7月24日 M4.9) S 松代における地殻変動連続観測 S 台湾付近の地震(5月12日 M6.5,M6.4) S 北西太平洋の地震(5月31日 M6.1) S マリアナ諸島の地震(7月30日 M7.7) S サウスサンドウィッチ諸島の地震(5月28日 Mw7.2) 【2】国土地理院 1.地殻活動の概況 b.地殻変動 O GEONETによる全国の地殻水平変動 O GEONETによる2期間の地殻水平変動ベクトルの差 O GNSS連続観測から推定した日本列島のひずみ変化 2.東北地方太平洋沖地震関連 O 東北地方太平洋沖地震後の地殻変動ベクトル O GNSS連続観測時系列 S 成分変位と速度グラフ 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 S 北海道太平洋岸 GNSS連続観測時系列 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 S 伊豆半島・伊豆諸島の地殻水平・上下変動図 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 森〜掛川〜御前崎間の上下変動 ・森〜掛川〜御前崎間の上下変動 ・水準点2595(御前崎市)の経年変化 ・水準点(140-1・2595)の経年変化 ・掛川〜御前崎間の各水準点の経年変化 ・電子基準点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 ・高精度比高観測点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 ・高精度比高観測 ・御前崎地方の上下変動 S 菊川市付近の水準測量結果 S 御前崎周辺 GNSS連続観測時系列 S 駿河湾周辺 GNSS連続観測時系列 S 御前崎長距離水管傾斜計月平均 S 御前崎・切山長距離水管傾斜計による傾斜変化 S 御前崎地中地殻活動観測施設 S 東海地方の地殻変動 S 東海地方の非定常的な地殻変動 O 紀伊水道周辺の非定常的な地殻変動 O 豊後水道周辺の非定常的な地殻変動 O 四国・九州地域の非定常的な地殻変動 4.その他の地殻活動等 S 伊豆東部地区 GNSS連続観測時系列 S 伊豆諸島地区 GNSS連続観測時系列 O 九州地方の上下変動 ・観測路線図 ・築紫野市〜芦北町間の上下変動 ・久留米市〜大分市間の上下変動 ・熊本市〜大分市間の上下変動 ・熊本市〜延岡市間の上下変動 ・芦北町〜高鍋町間の上下変動 ・高鍋町〜大分市間の上下変動 ・豊後高田市〜大分市間の上下変動 O 平成28年(2016年)熊本地震(4月16日 M7.3)の余効変動 O 平成28年(2016年)熊本地震に伴う地殻変動 −累積− O 平成28年熊本地震 「だいち2 号」によるSAR 干渉解析結果 O 「だいち2号」データの解析から求められた2016年熊本地震の三次元地殻変動分布 O 三角点改測による九州地方の地殻変動 O 「だいち2号」データの解析から求められた三次元地殻変動分布と三角点改測による変動ベクトルとの比較 O 熊本地震余効変動モデル(暫定) 【3】北海道大学 【4】東北大学理学研究科・災害科学国際研究所 【5】東京大学理学系研究科・地震研究所 【6】東京工業大学 【7】名古屋大学 【8】京都大学理学研究科・防災研究所 4.その他の地殻活動等 S 近畿地方北部の地殻活動 【9】九州大学 【10】鹿児島大学 【11】統計数理研究所 【12】防災科学技術研究所 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 O 日本周辺における浅部超低周波地震活動(2016年5月〜7月) ・室戸岬沖では,4月中旬以降の超低周波地震活動が5月下旬まで断続的に継続してみられた. 4月上旬には,紀伊半島沖でも活動が観測された. c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 O 日本周辺における浅部超低周波地震活動(2016年5月〜7月) O 西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況(2016 年 5 月〜 7 月) ・短期的スロースリップイベントを伴う顕著な微動活動が,紀伊半島北部から東海地方で 7月25日〜8月5日に,それ以外の主な微動活動が,紀伊半島中部で5月10〜15日,四国中部で 4月29日〜5月3日にみられた. S 関東・東海地域における最近の傾斜変動 4.その他の地殻活動等 S 2016年6月16日 内浦湾の地震 【13】産業技術総合研究所 3.プレート境界の固着状態とその変化 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 東海・伊豆地域における地下水等観測結果(2016年5月〜2016年7月) S 紀伊半島〜四国の地下水・歪観測結果(2016年5月〜2016年7月) S 東海・紀伊半島・四国における短期的スロースリップイベント(2016年5月〜2016年7月) 4.その他の地殻活動等 S 神奈川県西部地域の地下水位観測(2016年5月〜2016年7月) -- 神奈川県温泉地学研究所・産総研 S 岐阜県東部の活断層周辺における地殻活動観測結果(2016年5月〜2016年7月) S 近畿地域の地下水・歪観測結果(2016年5月〜2016年7月) S 鳥取県・岡山県・島根県における温泉水・地下水変化(2016年2月〜2016年7月) -- 鳥取大学工学部・産総研 【14】海上保安庁 1.地殻活動の概況 b.地殻変動 S GPSによる地殻変動監視観測 2.東北地方太平洋沖地震関連 S 東北地方太平洋沖地震後の海底地殻変動観測結果 3.プレート境界の固着状態とその変化 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 O 南海トラフ沿いでの海底地殻変動観測結果 ・海上保安庁が南海トラフ沿いで実施している海底地殻変動観測についての観測結果を報告する. 【15】海洋研究開発機構
記載分類は以下のとおりとなっています。 1.地殻活動の概況 a.地震活動 b.地殻変動 2.東北地方太平洋沖地震関連 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 d.その他 4.その他の地殻活動等 ・口頭報告(O) ・資料提出のみ(S)