地震予知連絡会の活動報告
第220回地震予知連絡会(2018年8月24日)議事概要
平成30年8月24日(金)、国土地理院関東地方測量部において第220回地震予知連絡会が開催された。全国の地震活動、地殻変動等のモニタリングについての報告が行われ、その後、重点検討課題として「千島海溝・北海道東方沖と三陸北部における巨大地震」に関する報告・議論が行われた。以下に、その概要について述べる。
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「地殻活動のモニタリングに関する検討」資料説明映像 (589MB,約24分)
「重点検討課題に関する検討」資料説明映像 (381MB,約17分)
1.地殻活動モニタリングに関する検討
1.1 地殻活動の概況
(1)全国の地震活動について
国内で2018年5月から7月までの3か月間に発生したM5以上の地震は26回であった(気象庁資料3頁)。
(2)日本周辺における浅部超低周波地震活動
紀伊半島西部〜四国東部の南方沖における超低周波地震は5月も断続的に発生した。また、十勝沖では5月中旬から6月上旬に超低周波地震活動があった(防災科学技術研究所資料4頁)。
(3)日本列島のひずみ変化
GNSS連続観測によると、最近1年間の日本列島のひずみには、東北地方太平洋沖地震、熊本地震の余効変動及び房総半島スロースリップの影響が見られる(国土地理院資料5頁)。
1.2 東北地方太平洋沖地震関連
東北地方太平洋沖地震以降、東北地方から関東甲信越にかけて東向きの変動が見られ、累積水平変動は岩手川崎A観測点で最大約143cmに達している。また、上下変動は、宮城県から千葉県にかけての太平洋沿岸では隆起が、岩手県沿岸と奥羽脊梁山脈付近では沈降が見られる(国土地理院資料6−7頁)。海底地殻変動観測によると、釜石沖、宮城沖で陸側へ、福島沖、銚子沖で海溝側への変動が見られる(海上保安庁資料8−9頁)。
1.3 プレート境界の固着状態とその変化
(1)相模トラフ周辺
・千葉県東方沖から千葉県北東部及び南部付近にかけての地震活動
2018年6月3日から、千葉県東方沖から千葉県北東部及び千葉県南部付近にかけて地震活動が活発となり6月30日までに震度1以上の地震が26回発生した。これらの地震は主にフィリピン海プレートと陸側のプレートの境界で発生した。過去にもこの地域ではスロースリップと同期して活動が活発化している(気象庁資料10-11頁)。
・房総半島のスロースリップ
房総半島で6月初旬頃から非定常な地殻変動がGNSS及び傾斜計で検出された。解析の結果、房総半島沖合で陸側のプレートとフィリピン海プレートの境界で滑りが発生したことが推定された(防災科学技術研究所資料12頁、国土地理院資料13-14頁)。今回のイベントは1996年以降では過去最大の地殻変動を伴い、滑りの規模も最大であった(国土地理院資料15頁)。
・千葉県東方沖の地震
2018年7月7日に千葉県東方沖の深さ57kmでM6.0の地震が発生した。発震機構は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、太平洋プレート内部で発生した(気象庁資料16頁)。
(2)駿河トラフ・南海トラフ・南西諸島海溝周辺辺
・南海トラフ沿いの海底地殻変動観測結果
西南日本の沖合いの海底において、北西方向の地殻変動が見られる。熊野灘の観測点の変動には、2017年に発生した短期的スロースリップの影響が見られる(海上保安庁17頁)。また、紀伊水道の観測点では、2017年以降、南向きの変動が見られる(海上保安庁18-19頁)。
・西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況
紀伊半島西部から南部(6月22日から25日)、四国中部から東部 (6月13日から26日)、四国西部(7月21日から27日)、豊後水道(7月18日から20日)で低周波微動が発生した(防災科学技術研究所資料20頁)。
1.4 その他
(1)長野県北部の地震(5月12日 M5.2)
2018年5月12日長野県北部の深さ11kmでM5.2の地震が発生した。発震機構は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ型であった。この地震の付近では2014年11月22日にM6.7の地震が発生している(気象庁資料21頁)。
(2)長野県北部の地震(5月25日 M5.2)
2018年5月25日に長野県北部の深さ6kmでM5.2の地震が発生した。発震機構は北北西−南南東方向に圧力軸を持つ横ずれ型であった(気象庁資料22頁)。
(3)大阪府北部の地震
2018年6月18日に大阪府北部の深さ13kmでM6.1の地震が発生した。発震機構は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ型であった。この地震の発生以降、震源付近で地震活動が活発となり、震度1以上の地震が7月31日までに55回発生した。今回の地震活動で発生したM4.0以上の発震機構は、これまでの活動と調和的であった(気象庁資料23-28頁)。大阪府北部地震の前に、阿武山観測点の歪計や逢坂山観測点の水位に急激な変化が観測された(京都大学防災研究所資料29頁)。地震波形の解析から、北側に位置する東傾斜の断層では主に逆断層、南側の南東傾斜の断層では主に右横ずれの滑りが推定された(京都大学防災研究所資料30頁)。また、この地震の発震機構と調和的な地殻変動が、GNSSによって検出された(国土地理院資料31頁)。
2.重点検討課題「千島海溝・北海道東方沖と三陸北部における巨大地震」の検討
三陸沖北部・千島海溝における巨大地震のプレート境界構造やその履歴・今後の発生可能性等について、最近の知見を中心に議論された(コンビーナ:東京大学地震研究所・佐竹健治委員資料35頁)。
◆地震調査委員会の「千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)」について
地震調査委員会により2017年12月に公表された「千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)」に関する報告があった。超巨大地震の今後30年以内に発生する発生確率は7−40%であり、M8.8程度以上の規模が想定されることが示された。また、これまで考慮されていなかった海溝軸付近の津波地震や海溝軸外側の正断層地震についての評価が追加されたことも報告された(東京大学地震研究所・佐竹健治教授資料37頁)。
◆千島海溝・日本海溝北部沿いの超巨大地震履歴
北海道東部の地質記録の分析により、17世紀に発生した超巨大地震では巨大な津波を伴い、余効変動により沿岸部が1−2m隆起したことがわかった。また、超巨大地震が平均約340−380年の間隔で発生してきたことがわかった。17世紀の津波堆積物は北方四島および北海道西部から東北地方北部でも見られることから、1611年慶長三陸地震との関連が指摘された(産業技術総合研究所・宍倉正展海溝型地震履歴研究グループ長資料38頁)。
◆北海道東方沖の相対的地震活動度の静穏化と現状
北海道東方沖では、地震活動が2008年10月頃から約7年間静穏化し、2015年後半から定常状態に戻りつつあることが示された。東北地方太平洋沖地震前にも東北沖で静穏化が見られたこともあり、地震活動や地殻変動等のモニタリングを強化すべきことが指摘された。また、津波計算で仮定する断層形状によって津波の到達範囲等の結果が変わり得ることが示され、17世紀の超巨大地震と1611年慶長三陸地震との関係性を再考する必要性が指摘された(公益財団法人地震予知総合研究振興会・松浦 律子地震調査研究センター解析部部長資料39頁)。
◆日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の概要と地震検知能力
日本海溝沿いに設置された海底地震津波観測網(S-net)は、2016年2月からデータ伝送が開始され、海溝軸外側の海域も含めて、現在、150観測点が稼働していることが報告された。S-netの整備により、海溝軸外側付近まで概ねM1.5以上の地震の検知が可能となったこと、海域で発生する地震の震源決定精度が上ったこと等が示された(防災科学技術研究所・植平賢司主任研究員資料40頁)。
◆日本海溝地震発生帯の地下構造とその地震学的意義
日本海溝の海溝軸外側から海溝軸までの地下構造探査に関する報告があった。海溝軸外側から海溝軸の領域には局所的に海洋性堆積層が薄い領域があり、北緯39.5度付近では遠洋性粘土層の連続性が乱されていることが示された。このような堆積層構造が、東北地方太平洋沖地震の断層滑りの北方への伝播を止めた構造的要因と考えられることが指摘された(海洋研究開発機構・小平秀一地震津波海域観測研究開発センター長資料41頁)。
3.次回(第221回)重点検討課題「予測実験の試行05」の趣旨説明
これまで行ってきているCSEPの活動報告や地震活動予測の事例を紹介するとともに、スロースリップがどのように地震活動に影響を与えているかについて紹介し、地震活動、地殻変動モニターの有効性を検討する予定である(コンビーナ:気象研究所・橋本徹夫委員資料42頁)。
4.重点検討課題運営部会報告
重点検討課題名が選定され、第223回は「西南日本の日本海側の地殻活動・地震活動(仮)」について、第224回は「日本列島地殻のレオロジー・地震活動(仮)」について、それぞれ議論を行う予定であることが報告された(事務局資料43頁)。
各機関からの提出議題
《地殻活動モニタリングに関する検討》
【1】気 象 庁 1.地殻活動の概況 a.地震活動 O 全国M5.0以上の地震と主な地震の発震機構 ・2018年05月〜07月の全国の地震活動概況を報告する。 b.地殻活動 2.東北地方太平洋沖地震関連 S 東北地方太平洋沖地震余震域の地震活動 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 S 釧路沖の地震(5月18日 M5.8) S 日高地方東部の地震(7月16日 M4.9) S 宮城県沖の地震(5月13日 M4.8) S 岩手県沖の地震(5月14日 M5.1) S 青森県東方沖の地震(7月2日02時27分 M4.9) S 青森県東方沖の地震(7月2日20時53分 M5.0) S 千葉県北東部の地震(5月17日 M5.3) S 茨城県沖の地震(7月17日 M4.8) b.相模トラフ周辺・首都圏直下 O 千葉県東方沖から千葉県北東部及び南部付近にかけての地震活動(6月3日〜 最大M4.9) ・2018年6月3日から千葉県東方沖から千葉県北東部及び千葉県南部付近にかけて地震活動が活発となり、6月30日までに震度4以上を観測する地震が2回発生するなど、震度1以上を観測する地震が26回発生した。 これらの地震は主にフィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した。また、今回の地震活動と同時期に、プレート境界でゆっくりすべりが発生した(国土地理院、防災科学技術研究所による)。 S 東海・南関東地方の地殻変動 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 南海トラフ沿いの地震活動 S 東海地域から豊後水道にかけての深部低周波地震活動 S 南海トラフ沿いの長期的スロースリップの客観検知 S 東海・南関東地方の地殻変動 S 長野県から愛知県の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(6月19日〜29日) S 伊勢湾から紀伊半島の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(6月22日〜25日) S 徳島県から豊後水道の深部低周波地震活動と短期的ゆっくりすべり(7月10日〜28日) S 大隅半島東方沖の地震(6月12日 M5.6) S 長期的ゆっくり滑りと静岡県中西部地殻内地震活動 d.その他 S 全国GNSS観測点のプレート沈み込み方向の位置変化 4.その他の地殻活動等 S 岩手県内陸北部の地震(5月7日 M5.1) S 福島県沖の地震(7月31日 M5.8) S 鳥島近海の地震(5月6日 M5.7) O 長野県北部の地震(5月12日 M5.2) ・2018年5月12日10時29分に長野県北部の深さ11kmでM5.2の地震が発生した。この地震は地殻内で発生した。発震機構は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ型であった。 この地震の付近では2014年11月22日にM6.7の地震が発生している。 O 長野県北部の地震(5月25日 M5.2) ・2018年5月25日21時13分に長野県北部の深さ6kmでM5.2の地震が発生した。この地震は地殻内で発生した。発震機構は北北西−南南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型であった。 S 群馬県南部の地震(6月17日 M4.6) O 千葉県東方沖の地震(7月7日 M6.0) ・2018年7月7日20時23分に千葉県東方沖の深さ57kmでM6.0の地震が発生した。この地震は、発震機構(CMT解)が西北西−東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、太平洋プレート内部で発生した。 S 栃木県北部の地震(7月29日 M4.5) O 大阪府北部の地震(6月18日 M6.1) ・2018年6月18日07時58分に大阪府北部の深さ13kmでM6.1の地震が発生した。この地震は地殻内で発生した。発震機構は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ型であった。 この地震の発生以降、震源付近で地震活動が活発となり、19日00時31分にM4.1の地震が発生するなど、震度1以上を観測する地震が7月31日までに今回の地震も含め、55回発生した。 S 広島県北部の地震(6月26日 M5.0) S 熊本県熊本地方の地震(5月6日 M3.9、7月25日 M4.4) S インドネシア、スンバワの地震(8月5日 Mw6.9)※期間外 【2】国土地理院 1.地殻活動の概況 b.地殻変動 O GEONETによる全国の地殻水平変動 O GEONETによる2期間の地殻水平変動ベクトルの差 O GNSS連続観測から推定した日本列島のひずみ変化 O 加藤&津村(1979)の解析方法による,各験潮場の上下変動 2.東北地方太平洋沖地震関連 O 地殻変動ベクトル O GNSS連続観測時系列 S 成分変位と速度グラフ 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 S 北海道太平洋岸 GNSS連続観測時系列 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 O 房総半島の非定常な地殻変動 S 伊豆半島・伊豆諸島の水平上下変動 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 電子基準点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 S 高精度比高観測点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 S 高精度比高観測 O 森〜掛川〜御前崎間の上下変動 水準測量 O 水準点2595(御前崎市)の経年変化 S 水準点(140-1・2595)の経年変化 S 掛川〜御前崎間の各水準点の経年変化 S 御前崎地方の上下変動 水準測量 S 御前崎周辺 GNSS連続観測時系列 S 駿河湾周辺 GNSS連続観測時系列 S 東海地方の地殻変動 S 東海地方の非定常地殻変動 S 紀伊半島 電子基準点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 S 南海トラフ周辺 GNSS連続観測時系列 S 南海トラフ沿いの地殻変動 S 南海トラフ沿いの非定常地殻変動 S 室戸岬周辺 電子基準点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 4.その他の地殻活動等 S 伊豆東部地区 GNSS連続観測時系列 S 伊豆諸島地区 GNSS連続観測時系列 O 平成30年6月18日の大阪府北部の地震に伴う地殻変動 O 2018年7月インドネシア・ロンボク島の地震に伴う地殻変動 【3】北海道大学 【4】東北大学理学研究科・災害科学国際研究所 【5】東京大学理学系研究科・地震研究所 【6】東京工業大学 【7】名古屋大学 【8】京都大学理学研究科・防災研究所 4.その他の地殻活動等 S 近畿地方北部の地殻活動 O 大阪府北部の地震(2018年6月18日) ・大阪府北部の地震の前後における地震活動と地殻変動、および震源過程について報告する。 【9】九州大学 【10】鹿児島大学 【11】統計数理研究所 【12】防災科学技術研究所 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 O 日本周辺における浅部超低周波地震活動 ・紀伊半島西部〜四国東部の南方沖での3月以降の超低周波地震活動が5月も断続的に発生した。 十勝沖では、超低周波地震が5月中旬から6月上旬に(2017年6月以来)検出された。 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 O 房総半島沖のスロースリップイベント ・2013年12月〜2014年1月(Mw6.3)以来約4年5か月ぶりに、房総半島沖の群発地震と同期したスロースリップイベントを検出した(Mw6.5)。 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 O 日本周辺における浅部超低周波地震活動 O 西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況 ・主な微動活動が、紀伊半島西部から南部で6月22日〜25日に、四国中部〜東部で6月13日〜26日に、四国西部で7月21日〜27日、豊後水道で7月18日〜20日にみられた。 S 関東・東海地域における最近の傾斜変動 4.その他の地殻活動等 S 2018年5月6日鳥島近海で発生した地震(MJMA5.7)時の津波記録 −S-net・DONETデータ− S 2018年6月18日大阪府北部の地震(DD法による震源分布) S 2018年6月18日大阪府北部の地震(初動解の分布) S 2018年6月18日大阪府北部の地震による高周波エネルギー輻射量 【13】産業技術総合研究所 3.プレート境界の固着状態とその変化 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 東海・伊豆地域における地下水等観測結果(2018年5月〜2018年7月) S 紀伊半島〜四国の地下水・歪観測結果(2018年5月〜2018年7月) S 東海・紀伊半島・四国における短期的スロースリップイベント(2018年5月〜2018年7月) 4.その他の地殻活動等 S 神奈川県西部地域の地下水位観測(2018年2月〜2018年4月) -- 神奈川県温泉地学研究所・産総研 S 岐阜県東部の活断層周辺における地殻活動観測結果(2018年2月〜2018年4月) S 近畿地域の地下水・歪観測結果(2018年2月〜2018年4月) S 鳥取県・岡山県・島根県における温泉水・地下水変化(2017年11月〜2018年4月) -- 鳥取大学工学部・産総研 【14】海上保安庁 2.東北地方太平洋沖地震関連 O 日本海溝沿いの海底の水平地殻変動 ・海上保安庁が日本海溝沿いで実施している海底地殻変動観測について、東北地方太平洋沖地震後の観測結果を報告する。 3.プレート境界の固着状態とその変化 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 O 南海トラフ沿いの海底の水平地殻変動 ・海上保安庁が南海トラフ沿いで実施している海底地殻変動観測について、観測結果を報告する。 【15】海洋研究開発機構 【16】その他の機関
記載分類は以下のとおりとなっています。 1.地殻活動の概況 a.地震活動 b.地殻変動 2.東北地方太平洋沖地震関連 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 d.その他 4.その他の地殻活動等 ・口頭報告(O) ・資料提出のみ(S)