地震予知連絡会の活動報告
第209回地震予知連絡会(2015年11月27日)議事概要
平成27年11月27日(金)、国土地理院関東地方測量部において第209回地震予知連絡会が開催された。はじめに全国の地震活動、地殻変動等のモニタリングについての報告が行われ、続いて、重点検討課題として「東北地方太平洋沖地震がもたらす広域地殻活動」に関する報告・議論が行われた。最後に次回の重点検討課題「予測実験の試行02」に関する趣旨説明等が行われた。以下に、その概要について述べる。
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1.地殻活動モニタリングに関する検討
1.1 地殻活動の概況
(1)全国の地震活動について
国内で2015年8月から2015年10月までの3か月間に発生したM5以上の地震は33個であった。8月17日の種子島近海の深さ7kmで起きたM5.0の地震は正断層型でこの地域ではやや珍しい地震である。それ以外には特に目立った地震は見られなかった(気象庁資料3頁)。
(2)日本周辺における浅部超低周波地震活動
十勝沖で8月上旬及び10月中旬に、紀伊水道沖で8月中旬、下旬、9月上旬及び下旬に、日向灘周辺で10月中旬及び下旬に超低周波地震活動があった(防災科学技術研究所資料4頁)。
(3)日本列島のひずみ変化
GNSS連続観測によると、最近1年間の日本列島のひずみには、東北地方太平洋沖地震の余効変動や長野県北部の地震の影響が見られる(国土地理院資料5頁)。
1.2 東北地方太平洋沖地震関連
北地方太平洋沖地震以降の累積水平変動には、東北地方から関東甲信越にかけて東向きの変動が見られ、岩手川崎A観測点で最大約126cmに達している。また、上下変動は、宮城県から千葉県にかけての太平洋沿岸、関東甲信越地方及び青森県から北海道の襟裳岬付近にかけた地域に隆起が、岩手県沿岸及び奥羽脊梁山脈付近に沈降が見られる。M牡鹿観測点で最大約42cmの隆起が観測されている(国土地理院資料6−7頁)。海底地殻変動観測結果は、釜石沖1、釜石沖2、宮城沖1で陸側へ、福島沖、銚子沖では海溝側への変動が起きている(海上保安庁資料8頁)。
1.3 プレート境界の固着状態とその変化
(1)南海トラフ・南西諸島海溝周辺
・紀伊水道の地殻活動
紀伊水道に近い四国東部、紀伊半島西部で低周波微動活動が2014年半ば頃から、活発化しており同時期にGNSS観測に変位が見られている(防災科学技術研究所資料9頁)。GNSS観測により、紀伊水道周辺で2014年半ば頃から非定常的な地殻変動が観測されている(国土地理院資料10頁)。非定常地殻変動に基づく解析により、紀伊水道のプレート境界面で最大3cm程度の滑りが推定されている(国土地理院資料11頁)。
・西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況
短期的スロースリップを伴う顕著な微動活動が、四国中部から西部(10月29日から11月8日)、豊後水道(9月1日から9月6日)で発生した。それ以外の主な微動活動が、紀伊半島中部(10月24日から28日)、四国東部(9月25日から10月4日)、四国中部(10月19日から22日)で発生した(防災科学研究所資料12頁)。
1.4 その他の地殻活動
(1)薩摩半島西方沖の地震
2015 年11月14日に薩摩半島西方沖でM7.1の地震が発生した。この地震は地殻内で発生し、発震機構は北西—南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型である。この地震により津波が発生し、トカラ列島の中之島で0.3mの津波が観測されている。この地震は1923年以降、九州の西方沖で発生した最大規模の地震であった(気象庁資料13頁)。この地震の震源に近い観測点を含めた解析で、余震域が沖縄トラフの走向にほぼ平行で60km程度の長さであることが示された(鹿児島大学・九州大学資料14頁)。
(2)チリ中部沿岸の地震
2015年9月17日(日本時間)に、チリ中部沿岸の深さ21kmでMw 8.3の地震が発生した。この地震はナスカプレートと南米プレートの境界で発生した。この地震に伴い国内では北海道から沖縄にかけての太平洋沿岸で津波が観測された(気象庁資料15頁)。また合成開口レーダーの解析により、震央の北側50-70km付近の沿岸部を中心に1m以上の変動が観測され、震源断層の滑りの中心域は南緯31°付近と考えられる(国土地理院資料16頁)。
2.重点検討課題「東北地方太平洋沖地震がもたらす広域地殻活動」の検討
東北地方太平洋沖地震前後での広域的な地殻活動の変化の特徴が紹介され、議論が行われた(コンビーナ:北海道大学・高橋浩晃委員資料19頁)。
◆東北地方太平洋沖地震後の日本列島周辺域のプレート運動速度の変化
海溝型地震である2003年十勝沖地震及び東北地方太平洋沖地震の後に、震源域の両側の領域でGNSS観測局の陸向きの速度が高まった。また、東北地方太平洋沖地震後に海溝軸を中心とする地域で重力変化が見出されている。さらに、宮城沖の日本海溝の両側において、高速な陸向きの地殻変動が見られている。加えて、太平洋プレート上にある南鳥島GNSS観測局の速度が東北地方太平洋沖地震前後で変化している可能性が報告された。これらの原因として、海溝でプレート境界型の地震が起こると、プレート間のカップリングが喪失しスラブに働く力の均衡が破れ、一時的にスラブの加速が起きたのではないかという解釈が示された。また重力の変化は地震後のアセノスフェアの粘性緩和に伴う物質流動のためであるという解釈が示された。さらに宮城沖の海底の西向きの動きはスラブの加速と固着の回復でも解釈できることが報告された。なお、南鳥島の速度変化には不確定性があることが報告された(北海道大学・日置幸介教授資料21頁)。
◆東北地方太平洋沖地震前後の地殻変動の変化
東北地方太平洋沖地震前(1999年)と後(2014年)でのGNSS観測に基づく全国の地殻変動の特徴が報告された。その結果、地震前の水平変動は、北西—西北西の変動が卓越していたが、地震後は東北日本の広い範囲及び北信越・近畿から中国地方北部で東向きの変動が見られた。ひずみ場は、地震前には日本列島全域で北西—南東から東西方向の短縮が卓越していたが、地震後は北海道南西部、東北地方北部、日本海側、中日本で伸張が卓越している。東北地方太平洋側は、地震後は東向きの変動であるが、伸張場ではなく短縮場となっている。牡鹿半島周辺は東西短縮、奥羽山脈周辺は南北短縮が卓越している。また上下変動では、地震前後で隆起・沈降のセンスが逆転、もしくは地震後に隆起が卓越していることが報告された。東北地方太平洋側は沈降から隆起が卓越するようになっている。また関東・甲信越では、地震前は顕著な傾向がなかったが、地震後は隆起が卓越している。東北地方日本海側では隆起から沈降に傾向が変化している。東北地方での隆起・沈降の境は奥羽山脈に沿っており、時間的に変化していないことが報告された(国土地理院・水藤尚主任研究官資料22頁)。
◆平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震前後の全国の地震活動の変化
東北地方太平洋沖地震前後の海域の地震活動変化は、東北地方を除いて全国的に顕著な変化は見られない。東北地方太平洋沖地震の前震・本震・余震の発生状況は、震源域の沿岸部付近の地震活動が残ってはいるものの、全体的にはかなり減衰している。2014年には震源北側の領域で活動が一時低下していたようにも見える。地震の滑り域から外れた日本海溝付近においても地震活動の活発化が見られ、その後、徐々に活動は低下している。また、内陸の地震活動は、東北地方太平洋沖地震の発生直後から秋田県内陸や福島・茨城県北部、長野県などで地殻内の地震活動が活発化し、震源域周辺では正断層型の地震が発生している。クーロン応力の増加が予測された糸魚川−静岡構造線断層帯付近では活発な地震活動が見られる(気象庁・橋本徹夫委員資料23-25頁)。
◆東北地方太平洋沖地震前後のスロー地震活動の変化
十勝沖では超低周波地震の活動が2003 年十勝沖地震の後に活発化していたが、徐々に低調になってきている。この傾向は、2011 年東北地方太平洋沖地震の後も継続しており、東北地方太平洋沖地震に伴う顕著な変化は見られていない。東北地方太平洋沖については、近年、超低周波地震の発生が、東北地方太平洋沖地震の大すべり域付近及び、岩手沖や福島・茨城沖の領域で報告されている。岩手沖や福島・茨城沖の活動は東北地方太平洋沖地震後に活発化し、その後徐々に低調になりながらも活動が検出されている。一方、大すべり域の活動は地震後には検出されていない。海底水圧計や海底地震計を用いた研究からは、東北地方太平洋沖地震前にSSE や低周波微動が発生していたことも報告されている。房総半島沖のスロースリップの活動間隔は地震前に比べて短くなっている。南海トラフ沿いのスロー地震活動は東北地方太平洋沖地震前後で顕著な変化は見られない(防災科学技術研究所・松澤孝紀主任研究員資料26頁)。
◆東北地方太平洋沖地震前後の広域的な地殻活動の変化
ロシア沿海州や中国東北部では、地震時に最大で5cm程度の変位が観測され、広域的な余効変動が現在も継続中である。ウラジオストク周辺では余効変動による変位量が地震時変位を上回りつつあり、粘弾性モデルから予測されるものよりも大きい。中国東北部の断層帯でクーロン応力の増加が予測されているが、地震活動に顕著な変化は見られない。現在と同じレートで余効変動が数百年継続する可能性があり、今後地震活動に変化が現れる可能性もあるという報告がされた。また東北地方太平洋沖地震の震源域を除く日本列島全域の地震活動のETASモデルによると、2014年頃から地震活動の低下傾向が見られる。東北沖に隣接する千島海溝南西部、伊豆小笠原海溝北部及び九州内陸部では、東北地方太平洋沖地震前後で顕著な地震活動の変化は無いように見える。千島海溝南西部の十勝沖・根室沖・色丹島沖の領域では、2007年頃からの地震活動度の低下が、東北地方太平洋沖地震で変化することなく現在まで継続していることが報告された(北海道大学・高橋浩晃委員資料27頁)。
3.次回(第210回)重点検討課題「予測実験の試行02」の趣旨説明
第208 回地震予知連絡会でも報告したように、平成27 年度から始まる第24 期では「予測実験の試行」を行うこととし、地震発生や地殻変動について、いくつかの予測手法と予測と実際の結果を比較した事例を紹介した。第210 回では、同じ手法によって、前回発表時以降の地震発生や地殻変動について、その時点での予測と、実際の発生状況あるいは変動の進行がどの程度適合しているかの検討、評価を行う
(コンビーナ:国土地理院・今給黎哲郎委員資料28頁)。
各機関からの提出議題
《地殻活動モニタリングに関する検討》
《地殻活動モニタリングに関する検討》 【1】気 象 庁 1.地殻活動の概況 a.地震活動 O 全国M5.0以上の地震と主な地震の発震機構 ・2015年08月〜10月の全国の地震活動概況を報告する. S 東海地域の地震活動 2.東北地方太平洋沖地震関連 S 東北地方太平洋沖地震余震域の地震活動 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 S 福島県沖の地震(8月3日 M5.1) S 福島県沖の地震(8月5日 M5.0,8月14日 M5.1) S 茨城県沖の地震(8月6日 M5.2) S 浦河沖の地震(9月12日 M5.4) S 青森県東方沖の地震(11月1日 M5.2) ※期間外 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 S 東海・南関東地方の地殻変動 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 東海地域から豊後水道にかけての深部低周波地震活動 S 東海・南関東地方の地殻変動 S 東海地域の長期的ゆっくりすべり(平成25年はじめ頃〜) S 長野県南部の深部低周波地震活動とひずみ変化(8月24日〜8月29日) S 豊後水道の深部低周波地震活動とひずみ変化(9月1日〜9月6日) S 三重県の深部低周波地震活動とひずみ変化(10月26日〜10月30日) S 愛媛県の深部低周波地震活動とひずみ変化(10月29日〜11月8日) d.その他 S 海溝と直交する方向の全国の基線長変化 4.その他の地殻活動等 S 台湾付近の地震(8月13日 M5.7) S 十勝地方中部の地震(8月14日 M5.1) S 硫黄島近海の地震(8月17日 M6.1) S 種子島近海の地震(8月17日 M5.0) S 福島県沖の地震(8月24日 M5.1) S 日向灘の地震(8月26日 M5.2) S 静岡県中部(御前崎付近)の地震活動(8月29日〜9月2日 最大 M4.3) S 鳥島近海の地震(9月2日 M6.1) S 奄美大島北東沖の地震(9月4日 M5.3) S 駿河湾の地震(9月8日 M4.6) S 東京湾の地震(9月12日 M5.2) S 鹿児島県薩摩地方の地震(10月3日 M4.1) S 宮城県沖の地震(10月6日 M5.0) S 鳥取県中部の地震活動(10月15日〜 最大M4.3) S 小笠原諸島西方沖の地震(10月20日 M5.8) S 福島県沖の地震(10月21日 M5.3) S 茨城県南部の地震(11月7日 M4.9) ※期間外 O 薩摩半島西方沖の地震(11月14日 M7.1) ※期間外 ・2015年11月14日05時51分に,薩摩半島西方沖でM7.1の地震が発生した.この地震は地殻内で発生し,発震機構は 北西−南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型である.この地震により,津波が発生し,トカラ列島の中之島で0.3m の津波を観測した.この地震は,1923年以降,九州の西方沖で発生した最大規模の地震であった. S 松代における地殻変動連続観測 S 内陸の地震空白域における地殻変動連続観測 O チリ中部沿岸の地震(9月17日 Mw8.3) ・2015年9月17日07時54分(日本時間)に,チリ中部沿岸の深さ21kmでMw8.3の地震が発生した.この地震は, 発震機構が東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で,ナスカプレートと南米プレートの境界で発生した.この地震に 伴い,国内では翌日岩手県久慈港で78cmの津波を観測したほか,北海道から沖縄県にかけての太平洋沿岸等で津波 を観測した.また,震源に近いチリのコキンボで4mを超える津波を観測するなど,太平洋沿岸の多くの国で津波を 観測した. S バヌアツ諸島の地震(10月21日 Mw7.1) S アフガニスタン,ヒンドゥークシの地震(10月26日 Mw7.5) 【2】国土地理院 1.地殻活動の概況 b.地殻変動 O GEONETによる全国の地殻水平変動 O GEONETによる2期間の地殻水平変動ベクトルの差 O GNSS連続観測から推定した日本列島のひずみ変化 2.東北地方太平洋沖地震関連 S 岩沼市〜利府町〜石巻市間の上下変動 S 会津若松市〜新発田市間の上下変動 S いわき市〜会津若松市間の上下変動 O 東北地方太平洋沖地震後の地殻変動ベクトル O GNSS連続観測時系列 S 成分変位と速度グラフ O 余効変動の予測実験 S 水戸市〜いわき市間の上下変動 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 S 北海道太平洋岸 GNSS連続観測時系列 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 S 伊豆半島・伊豆諸島の地殻水平・上下変動図 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 電子基準点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 S 高精度比高観測点の上下変動 水準測量とGNSS連続観測 S 高精度比高観測 S 菊川市付近の水準測量結果 S 御前崎周辺 GNSS連続観測時系列 S 駿河湾周辺 GNSS連続観測時系列 S 御前崎長距離水管傾斜計月平均 S 御前崎・切山長距離水管傾斜計による傾斜変化 S 御前崎地中地殻活動観測施設 S 御前崎における絶対重力変化 S 東海地方の地殻変動 S 東海地方の非定常的な地殻変動 O 紀伊水道周辺の非定常的な地殻変動 4.その他の地殻活動等 O 大町市〜糸魚川市間の上下変動 S 伊豆東部地区 GNSS連続観測時系列 S 伊豆諸島地区 GNSS連続観測時系列 O 2015年11月14日薩摩半島西方沖の地震 ※期間外 O 2015年9月17日チリの地震に関する合成開口レーダー解析結果 【3】北海道大学 【4】東北大学災害科学国際研究所 【5】東京大学地震研究所 【6】東京工業大学 【7】名古屋大学 【8】京都大学防災研究所 4.その他の地殻活動等 S 近畿地方北部の地殻活動 S 地殻活動総合観測線の観測結果 S 鳥取県中部の地震(2015年10月18日) 【9】九州大学 【10】鹿児島大学 4.その他の地殻活動等 O 2015年11月14日薩摩半島西方沖の地震(M7.1) ※期間外 -- 鹿児島大学・九州大学 【11】統計数理研究所 【12】防災科学技術研究所 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 O 日本周辺における浅部超低周波地震活動 ・十勝沖で8月上旬および10月中旬に超低周波地震がみられた。 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 O 日本周辺における浅部超低周波地震活動 ・紀伊水道沖で8月中旬、下旬、9月上旬および下旬に超低周波地震がみられた。 (同程度のカウント数としては2009年以来) ・日向灘周辺で10月中旬および下旬に長低周波地震がみられた。 O 西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況 ・短期的スロースリップイベントを伴う顕著な微動活動が、四国中部から西部で10月29日〜11月8日、豊後水道で 9月1〜6日に、それ以外の主な微動活動が、紀伊半島中部で10月24〜28日、四国東部で9月25日〜10月4日、およ び四国中部で10月19〜22日にみられた。 S 関東・東海地域における最近の傾斜変動 【13】産業技術総合研究所 3.プレート境界の固着状態とその変化 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 S 東海・伊豆地域における地下水等観測結果(2015年8月〜2015年10月) S 紀伊半島〜四国の地下水・歪観測結果(2015年8月〜2015年10月) S 東海・紀伊半島・四国における短期的スロースリップイベント(2015年8月〜2015年10月) 4.その他の地殻活動等 S 神奈川県西部地域の地下水位観測(2015年8月〜2015年10月) -- 神奈川県温泉地学研究所・産総研 S 岐阜県東部の活断層周辺における地殻活動観測結果(2015年8月〜2015年10月) S 近畿地域の地下水・歪観測結果(2015年8月〜2015年10月) S 鳥取県・岡山県・島根県における温泉水・地下水変化(2015年5月〜2015年10月) -- 鳥取大学工学部・産総研 【14】海上保安庁 1.地殻活動の概況 b. 地殻変動 S GPSによる地殻変動監視観測 2.東北地方太平洋沖地震関連 O 東北地方太平洋沖地震後の海底地殻変動観測結果 ・海上保安庁が日本海溝沿いで実施している海底地殻変動観測について,東北地方太平洋沖地震後の観測結果を 報告する. 【15】海洋研究開発機構
記載分類は以下のとおりとなっています。 1.地殻活動の概況 a.地震活動 b.地殻変動 2.東北地方太平洋沖地震関連 3.プレート境界の固着状態とその変化 a.日本海溝・千島海溝周辺 b.相模トラフ周辺・首都圏直下 c.南海トラフ・南西諸島海溝周辺 d.その他 4.その他の地殻活動等 ・口頭報告(O) ・資料提出のみ(S)